農閑期となり、この時期は山ネタばかりに。。
深田久弥が執筆した随筆集「日本百名山」
今ではテレビや雑誌で取り上げられ、百名山ハイカー、百名山ピークハンターなど色んな形で人と山を結びつけるきっかけとなった名著。
その深田久弥は奥秩父、茅ヶ岳山頂直前で倒れ込み亡くなる。その際に道端のイワカガミに微笑んだとか。そんな歴史を持つ奥秩父前衛峰、茅ヶ岳。
敬意もあって何度か登ってはいるけど、ここからは鳳凰や南アルプス、富士山がキレイに見える。
夕陽でも見に行こうかと思いつき、久し振りに登ってきました。
終焉の地
山頂
昔住んでいた甲府の街。
百の頂きに百の喜びあり
今では百名山と言えば、登山者も情報も多く百名山制覇だけを目的にしてる人もいる。
ただふと思うのは百名山だけでは無い、身近な里山、裏山、無名峰、探求心のままに多くの山を登り、自分なりの十名山、二十名山を作ってゆく。
山を見上げて感じるワクワクやドキドキといった心を揺さぶるもの。
既にあるものをなぞるより、己の力によってクリエイティブに新たな景色や価値を探すこともまた山の楽しさであり深田久弥の言う喜び。そんな風にあり続けたいと思う。