農林業センサス2025
- Blue Base

- 1 日前
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更新日:15 時間前
速報値が出ましたね。

ネガティブなニュースだとしても、見方を変えれば古い体質の農家が抜けて、野菜生産の基盤が強くなったんじゃないか、と感じる。
数値に反して、総耕作面積は横ばい、野菜総収穫量、農業GDP(2023年過去最高)、生産農業所得などのデータはほぼ変わらず。
1経営体の規模拡大、集積化による生産性効率化が功を奏してる。
これがまさにプロ農家であると同時に農政の努力の賜物。
そして前から思っていた「100の小規模農家より、プロの10農家」の方が安全で強いということ。
農薬に関しては適用拡大、除外など頻繁に情報が更新される中で、その知識や使用方法が危ういなと感じていた。
減少する農家、に比して国産野菜の残留農薬違反率はここ10年で大きく低下。
有機・オーガニック派が声高に叫ぶのもわかるけど、現実には日本の耕地面積で全員を有機で賄うのは物理的に無理。
だからこそ、より専門性の高い農家に生産を収斂させ、「科学的根拠に基づく適正な慣行」が答えだ思う。

「自給率」とか「食料危機」のような煽り記事が出ても、まだ生産基盤は維持されている。
現場からは以上です。

